炭酸ガスレーザーやQスイッチヤグレーザーなどのレーザー治療以外で医療機関で行われるほくろ治療法には以下のものが上げられます。
・切除縫合法
・電気メス法
・くり抜き法
・凍結療法
◆切除縫合法
切除縫合法は大きなほくろ(直径3~5ミリ以上、厚みがある)や悪性の可能性がある場合に用いられます。
手術はほくろを周囲の組織ごとメスで切り取り、縫合します。
ほくろの状態によって異なりますが、術後約1~2週間ほどで抜糸します。
抜糸した後はテーピングなどで術部を保護していくと、だんだんと傷跡は消えていきます。
◆電気メス法
電気メス法は比較的小さめで盛り上がったほくろに用いられます。
電気メス(レーザー)でほくろを削るように除去します。
電気メスは加減が難しく、熟練した技術が必要なため、最近では炭酸ガスレーザーや、Qスイッチヤグレーザーに取って代わられています。
◆くり抜き法
くり抜き法は筒状の機械でほくろを周囲の皮膚ごとくり抜く方法です。
くり抜いた後は縫合せず、軟膏をつけて治療します。
くり抜いた後の傷は10日ほどでふさがり、その後テーピングや軟膏で処置していくと、徐々に平坦になっていきます。
術部は清潔にしておき、刺激を与えないようにしておきます。
くり抜いた部位は術後赤くなり、2~3ヶ月で肌色に戻ります。
◆凍結療法
凍結療法はいぼの治療として昔から行われていました。
近年、ほくろの除去にも効果的であることがわかり、ほくろの治療法の1つとなりました。
凍結療法は-196℃の液体窒素をほくろに当て、ほくろを冷凍します。
これを2~3回繰り返すとほくろの組織が破壊されます。
治療後は約1週間程でかさぶたになり、ほくろが自然と取れてきます。
凍結療法の特徴は麻酔がいらないことと、傷ができないこと、術後の入浴制限がないことなどがあります。






